DMAT

DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」と定義されている災害派遣医療チームのことで、Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
DMAT事務局のホームページより)

3月11日(金)東北地方太平洋沖地震の災害医療支援のため、富山大学附属病院からも出動しました。

DMAT出動まで

3月11日(金)
地震発生の知らせをうけて、救急部スタッフ、富山大学附属病院DMATチームのメンバーが救急部医局に集合。

出動に向けての物品確認。

情報の収集。

視界不順でヘリが飛行不可能、自動車での移動のため交通情報の入手。

18:00富山県の要請により出動。

続けて,他の医療機関と連携して第2陣も出動。
残りのスタッフは医局にて更なる情報の収集と、出動したチームのサポート。

ニュージーランド地震

ニュージーランドクライストチャーチ地震富山県の方々が大量に被災し、かつ重症者が予測されることより、患者と家族の支援、現地の医療連携の調整などを目的とし、大学当局、県、市と協議の結果、当教室より、濱田浄司医師を現地に派遣することとしました。
(教授 奥寺 敬)

毎日新聞 2011年2月23日 21時10分
NZ地震:富山の教員ら現地へ
 ニュージーランド南島地震で生徒らが被害に巻き込まれた富山外国語専門学校富山市)の学生の家族4人と教員らが23日夜、成田国際空港から現地へ向かった。川端国昭教授は「家族も同行するので、そっとしておいてほしい」と言葉少なに話し搭乗ゲートへ。富山大医学部付属病院救急部の浜田浄司医師(33)は「一刻も早く現地に入り、生徒や家族の支援に当たりたい」と話した。オークランドから空路クライストチャーチに移動する。【山田泰正、斎川瞳】

ニュージーランドへ向かうため、成田国際空港を出発する富山外国語専門学校の関係者=2011年2月23日午後6時21分、梅田麻衣子撮影
毎日新聞jp
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110224k0000m040087000c.html

NHKニュース 2月23日 16時47分
富山大 救急医療専門医を派遣
ニュージーランド地震富山市の外国語専門学校の生徒らが被災したことを受けて、富山大学は、現地でけがをした生徒たちを支援するため、23日、救急医療が専門の医師1人を現地に派遣しました。
ニュージーランドに派遣されたのは、富山大学医学部で救急医療などが専門の濱田浄司医師(33)です。富山市などによりますと、今回の地震では、被災した富山外国語専門学校の生徒などの多くがけがをしており、骨折などの大けがをしている生徒もいます。このため、富山大学医学部では、濱田医師を現地の病院に派遣して、治療方針などについて病院側と生徒たちの間の調整を行うほか、今後、現地に入る生徒の家族に対し、治療の状況の説明に当たるなど、生徒や家族の不安を取り除くための支援をしていくということです。濱田医師は、専門学校から現地に派遣された教授ら2人とともに23日夜、ニュージーランドに向かうということです。
NHKニュース
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110223/t10014246311000.html